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CGの活用方法とは?

CGとは、コンピュータグラフィックス(Computer Graphics)の略で、コンピュータを用いて作成された画像や映像のことを指します。 個人的にはCGパース(家の外観や内観)やアセットなどを作成する事がほとんどですが、 それ以外にもさまざまな分野で活用されています。 簡単にですがな事例を交えて解説します。

このブログでは、AIとクリエイターの共存の可能性について、モラルの観点から考えていきます。

■映画・テレビ CGは、映画やテレビの制作において、欠かせない技術となっています。CGを用いることで、実写では撮影が難しいシーンや、現実には存在しない世界を表現することができます。
例えば、 ハリウッド映画「アバター」では、地球とは異なる惑星の自然や生物をリアルに表現しました。 アニメ映画「君の名は。」では、現実世界と異世界を行き来するシーンを幻想的に表現しました。 ドラマ「半沢直樹」では、東京スカイツリーや東京国際フォーラムなどの建物を、当時の姿に再現しました。 このように、その場所、その時間に行かなくても様々な表現を行う事ができます。

■ゲーム CGは、ゲームの制作においても重要な役割を果たしています。CGを用いることで、ゲームの世界をよりリアルに、より魅力的に表現することができます。 例えば、 アクションゲーム「FINAL FANTASY VII REMAKE」では、リアルで美しいキャラクターや背景を表現しました。 アドベンチャーゲーム「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」では、広大なオープンワールドを実現しました。 スポーツゲーム「ウイニングイレブン」では、選手の動きやプレーをリアルに再現しました。

■建築 CGは、建築の設計や施工の段階で活用されています。 建物の形状や構造を3Dで確認することができ、より精度の高い設計や施工を実現することができます。 例えば、 高層ビルの設計では建物の風圧や振動などの影響を確認しています。 橋梁の施工では、橋の組み立てや施工方法をシミュレーションしています。 住宅の設計では、顧客の要望をより具体的にイメージしてもらっています。 私はここに携わる事が多く、建築した後を創造できるようにお手伝いしています。

■医療 CGは、医療の分野でも活用されています。CGを用いることで、患者の体の内部を3Dで確認することができ、より安全で効果的な手術や治療を実現することができます。 例えば、 外科手術では、患者の体の内部を3Dで確認することで、手術の難易度やリスクを判断することができます。 放射線治療では、放射線の照射範囲を3Dで確認することで、患者の健康に配慮した治療を実現することができます。 解剖学教育では、複雑な構造の臓器や器官をわかりやすく学ぶことができます。

このように、さまざまな分野で切っても切れない記述となりました。 さらに昨今はAIの登場や制作しやすいツールなども登場しており、 今後さらに発展する分野です。 私もいまだに日々勉強中ですが、いつか個人でオリジナルのCG映画など作ってみたいですね。

谷 政則

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